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【終了しました】第6回京都大学研究データマネージメントワークショップ(2021年9月24日オンライン開催)--- RDM ビジネスシナリオとケーパビリティに基づく能力開発 ---

科学研究費補助金基盤研究(A)

■主催:

京都大学学際融合教育研究推進センター葛ユニット


■共催:

京都大学学際融合教育研究推進センター 京都大学学術情報メディアセンター


京都大学学際融合教育研究推進センターアカデミックデータ・イノベーションユニット(通称「葛」ユニット)では,本年度から科研費による支援を受け,大学における学術研究のライフサイクルに沿った研究データの蓄積・共有・公開および長期保管を通じて,研究者自らが研究データマネージメントスキル (以降,「RDMスキル」) を高められるとともに,研究データを軸とした研究コミュニティ形成や異分野連携を可能にするアカデミックデータ・イノベーション成熟度モデルと教育手法を京都大学をテストベッドとして開発することになりました.


今回は,RDM やその支援を行うための具体的な能力開発をエンタープライズアーキテクチャの開発手法を援用するためのワークショップを実施します。


COVID-19 (新型コロナウイルス感染症) の感染拡大防止のため,今回もオンラインで開催します.本科研の成果は,他の大学等にも展開可能なものとしたいと考えておりますので,京都大学関係者に限らず是非ご参加頂ければ幸いです.


ご参加頂ける場合は,下記要領に従って事前に参加登録をお願い致します.


■日時:

2021年9月24日(金曜日)午前10時〜午後1時

※ランチタイムにかかりますので,各自ランチの用意をお願い致します


■場所:

Zoom によるオンライン会議室


■参加: こちらからお申し込み下さい:


■参加費:無料 (事前参加登録が必要)


■連絡先:

梶田(アルファベット6文字)at media.kyoto-u.ac.jp 宛に

Subject「第6回京都大学RDMワークショップ」でお願いします.


 


<プログラム>

 


■第1部: 基調講演(10時00分〜11時30分)

  • 開会挨拶/基調講演紹介 梶田将司(京都大学情報環境機構IT企画室教授,学術情報メディアセンター教授,アカデミックデータ・イノベーションユニット長,科研費基盤研究A研究代表者)

  • 招待講演1 10:05 - 10:45

中島律子 (科学技術振興機構(JST)・情報基盤事業部長)

講演題目: 『JSTにおけるオープンサイエンス推進の取り組み』

講演概要: 科学技術振興機構(JST)では、2017年にオープンサイエンスポリシーを定めて以来、その推進に取り組んでいる。ポリシーにおいて研究データについては、JSTが支援する研究課題実施の際は、研究の開始までにデータマネージメントプラン(DMP)を作成し、DMPに基づき研究データを適切に保存・管理するものとしている。本講演では、ポリシーへの対応状況や、JSTによる支援の内容、またそれらの取り組みから見えてきた現状と課題について紹介する。

第6回京都大学RDMWS20210924(JST中島)(2)
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Download PDF • 3.55MB





 ・招待講演2 10:45 - 11:30


   篠原育  (JAXA/宇宙科学研究所・准教授)

   講演題目 『科学衛星プロジェクトにおけるデータマネージメント活動とその可

視化の試み』

講演概要: 近年,科学衛星プロジェクトにおいても,観測データから効率よく科

学成果をあげるために,科学データをマネージメントすることの必要性が高くなっ

ている.本講演では、ジオスペース探査衛星「あらせ」における科学データマネー

ジメント活動を紹介する.また,そのような活動に関わる研究者・技術者の為

に,成果を公表する場として「宇宙科学情報解析論文誌」を発行し,学術的にも

価値のある形でデータマネージメント活動を可視化しようとする試みについても紹

介し,データマネージメント活動の可視化の可能性についても議論したい.

データマネジメントワークショップ_20210924(篠原)
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Download PDF • 4.26MB




11:30 - 11:40 休憩


■第2部: RDM ケーパビリティベースプランニング


11:40 - 12:00 講演


青木学聡 (名古屋大学情報戦略室・教授)

講演題目 『組織的RDM支援サービスのためのエンタープライズアーキテクチャの検討』

講演概要:  研究データ管理 (Research Data Management,RDM) は,研究の開始から終了までを通じ,どのような研究データをどのように扱うかを定め,これを実践することである.この中には,研究データの入手,保存,共有,公開,破棄といった,研究データに対するあらゆる操作が含まれるが,多くの場合,これらは研究者毎の裁量下において選択されている.この一方,今日のオープンサイエンスの浸透,学術機関におけるガバナンス強化を背景とし,組織単位での RDM 手法の統一,共通化が求められている.組織単位での RDM 支援サービスの導入は,組織と研究者の意向,費用対効果等,様々な対立軸が存在し,これらのギャップを明確にしながら,組織と研究者の合意点を探る必要がある.本稿では,組織が RDM 支援サービスを導入する場合に想定するビジネスモデルの考え方,またこれを実現するためのエンタープライズアーキテクチャの構成方法につい

20210924-葛ユニットワークショップー青木
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て検討する.





12:00 - 13:00 ランチ議論


モデレータ: 梶田将司 (京都大学葛ユニット・ユニット長)









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